『通販モンキーズ』 世の中にはちょっとでも安いものを買うのが趣味、という人たちがいます。 カタログショッピングのサイトを1日中見てるなんてのは当たり前、毎日PCの直販サイトを監視、オンライン通販サイトからの激安情報メールを一字一句読み漏らさない覚悟でガン見します。 そんな中、一番アツい(暑苦しい)のがハードディスクレコーダー関係とPC通販。もっとハッキリ言うと、DELLやHP、エプソンダイレクトでの通販です。 その中でもDELLのネット通販はほぼ毎日販売価格が10%以上変動するのは当たり前、そこに「11万円以上買えば22%割引」とか「1台3万円以上ならば1万円割引」などのクーポンがくせもの。 「なにこれ? ビデオカードを高いヤツにした構成にしたほうが安くなるじゃん!」 「ウィルスバスターを一回申し込んで解約したらなぜか安くなった」 なんて謎現象は当たり前です。そのうえで「送料無料」「カラープリンタが980円」などのサービスが不定期に加わり、ひと目では安いのか高いのか理解しづらい猛烈に複雑怪奇な価格システムになっています。 財布に優しく脳に厳しい「馬鹿は損しろ」と言わんばかりのシステムのため、我々のように頭のデキがごく普通の庶民には 「え? それって安い……のか?」 という状態になります。結果としてDELLでの買い物は、ほとんど博打になると言っても過言ではありません。 そんなDELLの複雑過ぎる割引システムのせいか、時折どうもDELLそのものも割引の組み合わせを厳密に管理し切れていないとしか思えない怪現象が発生。 2ちゃんねるのスレッド等で頭のいい人や通販ジャンキーの人達により、クーポンの組み合わせの抜け穴が発見されることがあります。 特に3月下旬には決算の関係からか「サーバマシンがクーポン適用後13800円」「1セット11万円以上で32000円割引」などのDELL祭が開催されていました。 そんな3月下旬のある日、オンライン価格が実質的に20%下がり、そのぶんクーポンの値引きが大幅に減少しました。 しかし、価格改定直後に実は前日までのクーポンがまだ使えることが大判明。 さて、ここでオモシロ算数です。20%安くなったパソコン。構成をいじって11万円にして、3万2千円のクーポン値引きをしました、いくら安くなるでしょう? そのうえ定価改定後に送料無料化したので、さらに実質3000円値引きです。 ただでさえあまりの激安ぶりにDELL祭になった、3月中旬まで16万円で売ってた11万円のノートが、突然9万円前後で買えるようになりました。 さっそく昨日までのクーポンコードがBBSに貼り付けられ、参加者はノートが欲しいわけでもなんでもないのに勢いで見積書を取りまくり。この夕方5時に始まった爆安カーニバルは、DELLがクーポンコードを停止する10時まで続きました。DELLはなぜか、価格改定後のクーポンコードが1日余分に使えることがあることを利用した、超時間限定の春の大バーゲンです。 この日このクーポンで買った通販ジャンキーは、まさに日ごろのDELLウォッチが実を結んだ勝ち組といっていいでしょう。 このように、勝ち組があれば負け組もいます。 この祭の少し前に、24インチ超高解像度ワイド液晶モニターが8万円台になりました。それが激安が終わり振込期限が過ぎ、注文確定した途端にDELLは新液晶搭載の新型24インチモニターを発表! 普通に買ったのなら問題はありませんが、当然激安商品にはオークションで転売して利鞘を稼ごうとする転売厨は付き物。 この旧製品在庫見切りセールの24インチモニター(旧型)を掴んで途方に暮れる転売厨は真の負け組です。 DELLの通販は、まさに伸るか反るかの博打そのものと言っていいでしょう。 |